汚れの根源を徹底的に高圧洗浄

縦本管特別清掃とは?

縦本管特別清掃では定期清掃では洗浄しきれない縦本管を、SYOEI独自の工事仕様で高圧洗浄を行います。特に縦本管の素材が「鉄管」や「鋳鉄管」の場合は、定期排水時の清掃効果は見込めません。築年数が経つマンションならなおさらです。強力な圧力で徹底的に高圧洗浄を行わなければ、排水問題の本質は改善されません。

縦本管特別清掃が必要とされる「マンションの排水問題」

・ 頻繁に逆流する排水問題。
築20年以上になるマンションの縦管内部はかなり閉塞しております。
縦本管は上階から下階(系統最下階)まで1本で繋がっています。閉塞の状況が酷いマンションは、上階が排水すれば途中階で「詰り」が発生し、逆流する恐れは十分にあります。また、定期清掃時でも、洗浄で除去した汚れが縦本管で詰まり、逆流する事故は近年増加しております。

 

通気不良による「異音」・「異臭」の問題

 

縦本管の最長部分(屋上)には「通気口」があります。つまり、排水には「空気の取り組み」が重要な役割となっているのです。

例えば、台所を排水すると、縦本管では「水」が50%「空気」が50%で流れの構造になっています。縦本管の汚れが酷くなると50%で流れる「空気」の量が30%・20%と減少。すると、縦本管は減少した分の空気を取り戻そうと、各住戸から空気をひっぱり出します。その時に「ボコボコ」と異音が発生するのです。また。「ボコボコ」となった後は、従来あるはずの排水トラップの水が少なくなり「異臭」も発生します。(これは一例です。わかりやすく説明しております)

これらは縦本管の「通気不良」が原因で排水トラブルを引き起こしています。これら問題の根源を絶つ為にも、SYOEIの特別縦管清掃は最適な洗浄効果があると推奨しております。

 

縦本管特別清掃の紹介

 

 

 

 

 

縦管特別清掃では排水の流れを逆算し、下流部分から特別清掃を行います。

① 外部共用部清掃
② 天井配管及び床下配管清掃
③ 15階建マンションの場合。(5階・10階・15階と階下から清掃を実施)
④ 天井配管及び床下配管清掃
⑤ 外部共用部清掃
※ ①~⑤までの作業を繰り返す。最後は外部共用部から錆やグリスを完全に取り除きます。

 

縦管特別清掃の特殊洗浄ノズル

 

縦管特別清掃では、定期清掃で使用する「バック噴射」の洗浄ノズル使用はしません。
洗浄ノズルが180度回転する、通常「回転ノズル」と呼ばれるモノを使用します。

 

回転ノズルの特徴

 

回転ノズルを使用する一番の目的は逆流防止です。180度の回転しながら洗浄することで汚れは細かく砕かれ洗浄されます。

細かく汚れを砕くことで、汚れによる途中階や縦本管脚部での閉塞を防ぎます。また、汚れをスムーズに外部共用部まで送り出す為に、回転ノズルの洗浄が効果的です。

 


縦管特別清掃の作業標準

 

縦管特別清掃圧力

高圧洗浄圧:150Mpa
末端圧力:130Mpa

 

天井配管及び床下配管清掃圧力

高圧洗浄圧:100Mpa
末端圧力:80Mpa

 

外部共用部圧力

高圧洗浄圧:100Mpa
末端圧力:80Mpa