生活の安全を守る“飲料水”を管理

貯水槽とは?マンション及びビル建物の飲料水を貯める為の“水槽”であります。水道から送られる水を一時的に受水槽で確保して、加圧給水ポンプより各住戸へ飲料水として供給します。

貯水槽の維持管理をする為に「10t未満の水槽は管理者の責任で維持」することを義務付けられています。また、「10tを超える貯水槽」は年1度の清掃作業が法令で決まっております。
賃貸マンションの場合はオーナー様が管理者となり、分譲マンションの場合は委託している管理会社様で維持管理されており、貯水槽の清掃及び定期点検でメンテナンスを行っております。

貯水槽清掃の“重要さ”

貯水槽には「人が口に含む飲料水」がある為、人体に影響を与えないよう衛生管理が最も重要です。貯水槽内の清掃はもちろん、衛生管理を約束する為に、清潔な管理体制を整えなければなりません。
屋外にある貯水槽は外部環境(雨・風・光)の影響を直撃に受けます。長期に渡り外部の影響を受け続けえると、貯水槽の素材(FRP)は劣化し透過する問題も生じます。更にその状態が酷くなると、水槽内にコケが発生する事例も過去にありました。
そのような問題を未然に防ぐ為、又は、安全な飲料水を維持管理する為に、貯水槽の清掃は法で定められております。

・ 貯水槽清掃は年に1回実施。
・ 設備点検は定期的に実施。

これらは必須の業務であるとSYOEIでは推奨しております。

貯水槽清掃事例

貯水槽劣化診断

SYOEIでは、貯水槽清掃時に「劣化診断」を実施します。問題が起こる前の事前調査です。
清掃はあくまでも表面的な作業に過ぎません。正確且つ安全な維持管理の為には、しっかりと「劣化診断」を行い不具合箇所を特定します。未然に不具合を発見することで安全な飲料水を保つことが出来るのです。

※ 上記、診断箇所は一例となっております。

過去にあった貯水槽の破裂事故

数十年前になりますが大阪の市内で、とあるマンションの高架水槽が破裂する大きな事故がありました。
原因は貯水槽の劣化です。水圧に耐え切れず水槽は破裂。メディアで取り上げあれる程、大きな事故になりました。このような最悪の事故は想定するべきです。十分に考えられます。

貯水槽清掃における心構え

SYOEIでは、技術と知識の向上はもちろん必要としております。が、しかし、それ以上に大切なモノは生活飲料水を取り扱う心構えです。いくら、技術や知識が豊富であっても、意識の低い作業員が清掃をするならある意味、形だけの清掃かも知れません。
「人が口にする飲料水」であることを意識するとしないとでは、清掃する意味合いは大きく変わります。
そして徹底した衛生管理の業務。当然かも知れませんが、道具一つを消毒する意識がとても大切です。小さな意識の積み重ねこそ、結果、安全且つ安心の作業に繋がります。

SYOEIでは貯水槽清掃と設備点検は1セットのサービスでご提供しております。
貯水槽清掃でお困り事がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。